事業ナンバー(黒ナンバー)を取得するには?

 

委託ドライバーを始めるなら必ず準備しておかなければならない配送用車両です。車の準備ができたら、次に運送事業に使用する専用の「事業ナンバー(黒ナンバー)」を取得する必要があります。
黒ナンバーとは、事業用の軽自動車につけるナンバープレートで、黒色のプレートに黄色でナンバーが記されたもの。事業用で登録された軽自動車は、配送業に使用する「事業用軽貨物車」として扱われ、自動車重量税軽自動車税などの税金が安くなるメリットがあります。
取得方法は意外と簡です。以下で詳しく解説しますので、手続きの際の参考にして黒ナンバーを取得しましょう。

 

事業ナンバー(黒ナンバー)の取得方法

黒ナンバーを取得するには、まず各都道府県の陸運支局へ貨物の配送業を行う届け出を行います。 新しく軽貨物運送事業をはじめる場合、提出する書類は以下のとおりです。

 

書類の様式は、陸運支局の貨物担当窓口か陸運局のホームページで入手できます。

提出時に記入する内容は、氏名や住所、使用する車の情報などでそんなに難しくありません。管轄する地方運輸局によって多少様式に違いがあるので、確認して準備しましょう。不備がなければすぐに受理されますので、受領印が押された事業用自動車連絡書を受け取ります。

次に、陸運支局で受け取った連絡票を持って軽自動車検査協会へ行きましょう。所定の用紙に提出すると、車検証とともに黒ナンバーを発行してもらえます。

 

手続きには何が必要?

届出書や所定の用紙以外に、手続きに必要な書類には次のようなものがあります。

都道府県の陸運支局

  • 車検証のコピー
  • 印鑑証明
  • 印鑑証明に登録している印鑑

軽自動車検査協会

  • 運支局で受け取った事業用自動車連絡書
  • 住民票か印鑑証明
  • 印鑑証明に登録している印鑑

各市町村の窓口で印鑑証明等を準備する必要はありますが、取得に時間のかかるものはないようです。 事前に陸運支局のホームページで届出書などを入手している場合は、忘れずに持参しましょう。

取得にかかる費用はどのくらい?

黒ナンバーの届け出には、大きな費用はかかりません。 ナンバープレートの交付を受けるときに1,500円程度、印鑑証明などの証明書の取得に500円程度必要となりますので、だいたい2,000円程度かかると考えておきましょう。

Amazon売上高広告費比率「ACoS」の読み方論争遂に決着!?

みなさんこんにちは。

今回はアマゾンで長年(?)論争が続いていた「ACoS」の正しい読み方をご紹介しちゃいましょう!ECコンサルタントならではの体験が、遂にこの論争に終止符を打ちます!(弊社内だけかもしれませんが・・・)

ちなみに「ACoS」とは、日本語表記だと売上高広告費比率となります。これは、アマゾンスポンサープロダクト広告等の広告で使われるアマゾン独自の指標なので、聞き慣れない方も多いかもしれません。ACoSは、広告費÷売上高で算出されるため、400円の広告費をかけて2,000円の商品を売った場合、ACoSは20%となり売上に対して広告費が何%掛かったかを示す指標になります。

よく似た指標としては、通販の広告効果を示す際によく使われるROASがあります。売上高÷広告費×100(%)で算出するので、2,000円の売上に対して400円のコストをかけた場合、ROASは500%となります。ROASは広告費に対して何倍の売上を出したかを示す指標になります。

ACoSであれば、商品の粗利率をACoSが超えたら赤字であると一目でわかるため、非常に使いやすい指標と言えます。例えば粗利率30%の商品でACoSが31%だとその商品は1%分赤字、という具合です。

そんな便利なACoSなのですが唯一個人的に難点(?)があったのです。

それは「ACoS」ってなんと呼ぶのか正しいのか!?

ネットで検索してもフリガナはどこにも見当たりません!これではコンサルタントにとって、口頭で説明する際に不便極まりないのです!

実は、恐らく「エーコス」だろうと、最早決め打ちで使っていたのですが、先日アマゾンの方と直接お話しする機会があった際に、それが正解ではないことが判明したのです!その会話のやりとりはこのようなものでした。

「この商品はエーコスもいいですね」と私が伝えると、
アマゾンの方が「えーこす?何ですか?」と聞き返して来たのです。

これは遂に真実を解き明かすチャンスが来た!と、私は一時の恥を忍んで尋ねました。「ACoSって、正しくは何と読むんですか?」と!その驚愕の答えは

「いやぁ、特に正解とかないと思いますけど、私たちはエーシーオーエスって言ってますねぇ。」

・・・そう!答えは無いのです!ACoSACoSなのです!
答えはないのですから自分で分析する際には、好きに心の中で呼べば良いのです!
でも、誰かに説明したり、アマゾンの方とお話する機会があった際には注意が必要かもしれません!

こうして私の疑問は解消されたのです。ちなみに、ACoSはアマゾンのキャンペーンマネージャーで自動的に表示されるようになっているため、商品の粗利率を把握して有効に活用してくださいね!